今回紹介する作品は〈俺は何度でもお前を追放する〉です。
小説家になろう、カクヨムにて連載されていた作品で現在は完結しています。
原作は長谷川凸蔵先生、漫画柳井伸彦先生。
あらすじ
主人公剣豪エリウス。
魔王が支配を拡大していく世界にあってエリウスの父である剣聖が魔王に挑み倒されてしまう。
父の無念を晴らすべく修行を重ね、成人したエリウスは剣豪スキルを得て魔王討伐の旅にでる…はずだった。
出発直前のある夜クロと名乗る怪しい人物から魔王を死に導く能力を授けると取引を持ちかけられる。
その内容は実質5年で魔王討伐が叶うというもの。取引の対価は…
怪しいと思いながらも取引をしたエリウスは〈導〉というスキルを得る。
導のスキルは魔王討伐までの道筋の正解、不正解が記される本を出現させることのできるスキル。
そして魔王討伐を諦めない限り、何度でも死に戻りし、正解の道筋を目指すスキルであった。
度重なる死に戻りをしていく中で出会った少女ノノア。
彼女をパーティーから追放することで魔王討伐は叶うのか…
感想
いやーすごいマンガに出会ってしまいました。
4巻完結の作品ですが、この充実感!
いわゆる追放系かなーと思いながら全然違います!
スタートからゴールまで緻密に考えられたストーリー。
魔王討伐に向けて試行錯誤をする主人公エリウス。
そしてとうとう知ってしまう魔王討伐を叶えるのは自分ではないことを。
あとがきにもあった魔王討伐RTAだと思ったら、勇者育成SLGだっただと⁉︎
まさにその通りの作品です!
魔王討伐までのエンドに加え、その後の大団円すべてが計算され尽くされた素晴らしいラストでした。
4巻完結で満足感がハンパじゃないので是非読んでみてください。
ここ最近読んだマンガのイチオシです!
コメント